2012年01月29日

痔の種類


痔の種類は大きく分けると次の3つに分けられます。

痔核(いぼ痔)、 裂肛(きれ痔)、 痔瘻(じろう)の3つです。

各々について、簡単に説明します。


 (1)痔核(いぼ痔)

痔のなかで最も多く、痔の患者の半分以上がいぼ痔です。

肛門周辺の粘膜の下には、血管が集まって肛門を閉じる働きをする
クッションのような部分があります。


肛門への負担が重なると、クッションを支える組織(支持組織)が
引き伸ばされ、クッション部分が大きくなり、出血したり肛門の外に
出たりするようになります。

これが痔核(いぼ痔)です。


痔核には出来る場所によって、直腸側にできる内痔核と
肛門側にできる外痔核とがあります。


内痔核が大きくなって脱出するようになると肛門側の痔核、
つまり外痔核を伴って内外痔核という状態になることもあります。



 
 (2)裂肛(きれ痔)

 太くて硬い便を排泄したり、下痢によって無理に便が通過すると
肛門の出口付近が切れて起こるのがきれ痔です。


排便時に紙につく程度の出血と痛みがあります。
裂肛が慢性化してしまうと傷口が潰瘍状になり、
強い痛みが排便後も続く場合があります。




 (3)痔瘻(じろう)

 直腸と肛門の境目、つまり歯状線の小さなくぼみから大腸菌などが
入り込み、直腸と肛門の周囲が化膿したものを肛門周囲膿瘍といいます。


膿瘍(おできのようなもの)が切開されるか、あるいは自然に
破れたりすると うみが出て、直腸、肛門とつながった
うみの管ができます。


これを痔瘻(じろう)といいます。




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posted by hemor at 11:20| 痔の基礎知識